令和三年１２月１８日、納めの稽古の後、恒例の忘年会を大竹の隣町にあります焼肉ダイニング龍O（リューオー）で行いました。無論、廣川君も共に参加しました。何時もの様に店主の藤中君がお手製の焼肉をお供えしてくれました。廣川君と共に竹刀を振り、真剣を抜き、稽古に勤しんだ時を懐かしむ様に共に一献をかたむけておりました。
納め稽古の後のですのでひと時を時間の許すまで一年の反省と夫々の想いを語り合いました。納め稽古の後ですので自然に本日の稽古の反省が多くなりました。特に野原君は大阪からの月一の稽古でありますので、どん欲にこの日の稽古に思いを馳せて、盛んに質問をぶつけて来ておりました。問われればそれに応えるのが師の務めです。彼の思いに応えるべく言葉を選び、彼の心に語り懸けました。少しでも魂に染み込んでくれる事を願って。
ただ耳を傾けるだけの者おりましたが・・・だらしない事であります。口を開けてただ餌を求める雛鳥状態・・・まだまだ未熟な幼稚な依頼心の塊では・・・もっと積極的に、先に懸って求める態度がなけねば物には成りません。先輩を確り見習って欲しい物であります。
この一年は、コロナ騒動で演武会も軒並み中止と成り、齋藤君の演武会デビューも成りませんでしたが、来年の六月の宮島嚴島神社奉納演武は、何としても開催したいと考えております。其処が彼の初演武となります。幸いに当会は何れかの道場が確保出来ましたので稽古は足りております。そうで無い他の流派、団体はこの二年は道場の確保が出来ずに稽古が中々出来なかったと思います。稽古の再開充実が急務でありましょう。我らは稽古あっての流派、団体でありますので。
今年もこの場所で全員で忘年会を行えた事を感謝して散会としました。
