広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

7月最後の日曜日稽古会・・・剣道特別稽古

令和四年7月31日、7月最後の稽古会は剣道特別稽古となりました。8月の七段昇段試験に向けての最後の稽古会でありました。猛暑の中の稽古でありましたが、試験同様にマスク着用で全ての稽古を行いました。

剣道形では前回同様に六本目の打太刀に連れ従う攻めの連動・・・如何しても遅れてしまいます。所詮は気の継続の欠如であります。気の続きと言っても良い。打ち其の物も体捌きの無いものと成ってしまいます。所詮気であります。

小太刀然り・・・早計に身に備わる物ではありません。稽古を続けて行くしか方法はありません。何時の日にか必ず身に付きます。

防具を着けての稽古は、この日は敢えて地稽古は行わずに、基本打込を中心に行い、最後には合面の相掛かりを行いました。先の気を養い出頭面を打てる様に・・・体力の続くまで打込みました。

出来る稽古を遣りつくして、試験前の稽古終了としました。