広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

雪の降りしきる中、3月最初の稽古会が行われました。

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東京の大雪はニュースで知っていましたが、広島でも稽古が始まる時間には、大きなボタン雪が降ってきました。


冷え切った道場で稽古が始まりました。今回はまず制剛流抜刀居合表からおこないました。特に当流の抜刀の基本中の基本、向之刀を納得いくまで充分におこないました。


続いて(引身)(胸之刀)(押抜)(車返)(横雲)(除身)と行いました。抜き付け、納刀に気を配りゆったりと行いました。


兵法に移り、三学、九箇(下から使い)八勢、中段、大転変13勢法、雷刀打中下段、燕飛とおこないました。


さすがにこの寒さの中汗が滴り落ちるとはいきませんでしたが充実した時間を過ごすことができました。


今回の稽古は、写真の小生手作りの三本の蟇肌竹刀の遣い始めとなりましたが、手前味噌になりますが、なかなか手ごたえが良かったと思います。


少し気になる所も有り、四本目以降の製作竹刀が出来上がり次第、稽古で遣いながら比較して改良すべき所は改良していこうと思っています。