広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

博多での四月定例稽古会

月一度の博多での稽古会が行われました。
新緑の美しい博多体育館での稽古となりました。気温も思ったほど上がらず気分爽快な稽古会となりました。
五月の演武予定者は演武予定の勢法を重点的に行いました。
演武予定のない森下君は八勢を最後の八本目まで行いました。まだまだ体全体を遣う刀法には程遠い状態ですが、時間を懸けて体にしみ込ませて欲しいものです。
大坪氏は前回の稽古で取組んでもらった江河勢連撃の問題点の再確認と修正を繰返しおこないました。返しももう少し大きく行えるよう何度も行いました。
加藤氏は二の切りがもう少し正しく切り込める様何度も繰り返しました。右旋左転の被せ打ちの体捌きはかなりよくなってきました。本番では大調子でゆったりと遣って頂きたいものです。
江頭氏は最も本数の多い中段ですのでなかなか大変です。少しづつの手直しでも本数が多いものですから全体とするとかなりの量の課題となってしまします。転身はかなり良くなってきました。課題は13,14本目の片手での引き払い打ちです。しかしながら次第にコツを掴みつつあります。
本番まであともう一度の稽古会を予定しておりますので最後の仕上げを行いたいとおもいます。