広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での稽古会〔七月)

イメージ 1 35度の猛暑の中、12時から16時までの最も暑い時間帯に稽古会をおこないました。
博多から大坪さんが初めて一人で参加されました。なかなか意欲が出てきたのではないかと感じました。呉からは毎回参加の宮本さん、東広島から久しぶりの小松君の参加をえました。また今回は三人の女性人の見学がありました。火曜日に行っている初心者稽古会のメンバーです。逞しい男性人の力強い?稽古振りに感心しきりでした。宮本さんは前回で手順を覚えたと思っておりましたら三学の合撃を右足で行ったり返し打ちを逆に打ってきたりとまだトンチンカンな事を行うものですから、思わず逆打ちを小手に返し打ってしまいました。目を白黒させていましたが之ではっきりと覚えこんだ事でしょう。時には技でも言葉でもカツを入れる事も大切でしょう。大坪さんは打ち込んだ折に妙に足幅が広く成り過ぎる点と上体がそっくり返る点を重点的に正しました。手は良く伸びる方なのでこの点が身につけば良い物になると思われます。
小松君は竹刀と体を棒状に遣うくせがありますので其の点を正しました。やはり竹刀は柔らかく遣えねば技になりません。また三人とも前進後退が真っ直ぐ行えませんので其の点にも常に気を配る様指摘しました。
三人の女性のまえで皆必要以上に張り切って脱水症状一歩手前まで気の入った良い稽古であったと思います。明日は急な法事?で本日欠席となりました香川の石川さんも見えられる予定ですので久しぶりに地稽古も行うつもりです。