広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での定例(七月)稽古会

イメージ 1 梅雨も明けたのではと思われる天候の中、広島での定例稽古会を行いました。
円の太刀の基本刀法の再確認の後、相懸からの返し、流しの繰返し遣いを個別の問題点を指摘しながら行いました。江頭氏は普通の方とは違い流しに課題を持っています。流しの相懸を勘違いしている所が有りましたので其の点の遣い方を示して見せる事により何とか心身ともに理解を得た様です。宮本氏は返しが如何しても返しになりませんでしたが何度も手本を示し繰返し遣ってみる事で何とか理解を得た様です。今後とも自分の思いより大きく遣う事が必要かと思います。両肩を充分に入れ替える事を繰返し一人稽古で行って下さい。
江頭氏にはいよいよ(九箇の太刀)を伝授しました。今までの太刀と趣きの異なる太刀に困惑しながら興味深々の様子でした。之で伝授の序次の表を総て伝授しました。この表を少なくとも三年、充分に熟成して下さい。