広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での本年二回めの稽古会

イメージ 1 本年二回目の稽古会は雨の中での稽古会となりました。昨日までの寒波は一段落してかなり気温は高い一日でした。
博多から野原君が本年初参加となりました。呉の宮本さんは勿論参加です。その熱心さには頭が下がります。
先ずは勿論基本稽古からです。最近この基本稽古に各会員とも大変熱心に取組んでくれています。この稽古の大切さが充分認識されてきたようで嬉しいかぎりです。正面、順逆の打ちに始まり返し、流し、合撃と移り野原君には本日から左太刀の正面打ちにも挑戦して貰いました。初めての体験に目を白黒させながらも嬉々として挑戦していました。一人稽古にも取入れると大変興味を持ったようです。其の調子で励めば九箇の必勝も無理なく入れるとおもいます。今の内に一人稽古でも数多く振って見て下さい。それと野原君の今一番の課題は正面打ちでの左右の足の踏込みの鋭さ、強さです。之も一人稽古での繰返しによる自得以外ありません。一日僅かでも良いので毎日続けて下さい。宮本さんは最初随分力みがみられ一日に二本も竹刀の竹を壊したのが嘘のように竹刀が随分長持ちする様になりました。それが正しく上達の証でしょう。今一番の課題はやはり相懸のタイミングでしょう。これも熱心な宮本さんの事ですから近い将来物にしてしまう事でしょう。その後三学、八勢、中段と遣い、特に中段に大目の時間をかけました。これは一つの山ですので少し大目に毎回時間を懸け様と思っています。四時間余りの稽古でしたが中身の濃い稽古会であったと思います。次回は博多での初稽古となります。まだ稽古に参加してない会員は必ず参加下さい。