広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

博多での九月定例稽古会

イメージ 1 博多での月一度の定例稽古会を行いました。
本日は久しぶりに博多体育館の広い剣道場を使用しました。
参加者も博多の正会員四人と本日から正会員と認めた森下君、関西柳生会の土居君の初参加を得まして広島柳生会としましては久しぶりの大人数?となりました。
恒例の基本稽古を省略する事は出来ませんので正面打ち、順逆の打ち、返し、流し、合撃と一通り全員で総て行いました。その後、三学(高揚勢)をこれも全員に遣ってもらい個々の問題点を指摘し其の点のみを数回全員のまえで使ってもらいました。引き続き試合勢法に移りましたがこれは時間の都合もあり八勢、中段とグループを分け遣ってもらいました。土居くんのみどの程度遣えるのか確認の意味もあり両方遣って貰いました。勿論中段は途中までですが・・・・。七本目までの予定でしたが四本目で課題が判明してそこで持ち時間を使い切ってしまいました。まああせる事はなにも有りませんので着実に参りましょう。
森下君はやっと手順を覚えたばかりですので細かい指摘は今後の事とし、大切な基本の指摘のみとしましたが何事も基本が大事です。少しずつ剣道らしく仕立てていきます。弛まず頑張って下さい。野原君は先ず第一に目付けが良くなってきました。之は之で大変な進歩です。しかしあの口髭はいったい如何した事でしょうか。思わず打太刀を努めながら噴出しそうになりました。大坪、加藤両氏は何と言ってもその力みを取り去る事が急務です。少しでも柔らかくなれば急速な進歩が見られると思います。
最後は江頭氏が手持ち無沙汰の風でしたので時間が押していましたが九箇をおこないました。珍しい太刀にほかのメンバーも興味深々でした。
今回は一人一人の持ち時間が少し少なく汗の掻き様が足りなかったかもしれませんが人の稽古を見る事も大切な事です。人の良い所、欠点も自身の勉強と思い取組んで下さい。