広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

18年度最後の定例稽古会

イメージ 1 18年度最後の定例稽古会を行いました。博多から久々に大坪氏が駆けつけ宮本氏にも良い刺激となり熱気溢れる心地良い稽古会となりました。基本稽古はお二方の汗の流れ具合を見ながら数本省きました。
今回は今まであるところまで来ては引き返しの連続でありました大坪氏への中段の代授を終えることを第一としました。この機を逃したらまた何時になるかも知れぬとの思いからです。
三学、八勢を遣い、その中で足の連動による打ちにきずいた事がまず第一の収穫でした。しかしながら之は延春先生をお招きしての稽古会で大坪氏には特に厳しく先生が指導されたところです。其の真の意味が判るのに数年を要したと言う事でありましょう。伝授された事の自得がいかに難しいかと言う事で有ります。
中段14勢法の代授を時間一杯を遣い終了しました。伝えられてからが真の稽古です。真摯に精進願います。宮本氏の二の切りが初太刀で初めて決まりました。今までは数本遣ってやっと納得行くものがでておりましたが今回は初一本にでました。これが今回の第一の収穫です。下からは打ちに気が留まりなかなか満足とはなりませんが留まる事なく練って参りましょう。
次回は博多での今期最後の稽古会です。良き締めの稽古会と致しましょう。