広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

五月最初の広島での稽古会

イメージ 1 柳生延春先生のご逝去後初めての稽古会となりました。ゴールデンウィーク後の事もあり各会員の調整が付かず久々の通常稽古会での一人稽古となりました。この事はある意味小生にとりましては今までの修行の反省今後の自身及び会の稽古、昨日決心した断行すべき事項に対する反芻等々の件につき思いをはせる良き場となりました。
今回は色々な想いがあり制剛流のみを行いました。湧き上がってくる想いは湧き上がってくるに任せ、自身はただ呼吸法のみに集中し居合立合の表裏をただ愚の如く何時果てるとも抜き続けました。
ハット気ずいて見るとほぼ三時間が過ぎ去っておりました。自身の修行も会の稽古会も遣るべき事は延春先生がお示し下さっておりますので迷う必要もありません。ただ真摯に行うのみであります。昨日決心しました二名の会員の除名につきましても本日断行します事にももはや何の躊躇もありません。一刀両段であります。剣を振るうに躊躇迷いはありえません。ある種の寂静感はいなめませんが先師に報いるため断行いたします。
先生の葬儀で他の柳生会の若手数名とも初めて言葉を交わしましたが良き後進が育ってきております。新しき会の息吹を感じました。柳生会の新たなる道筋に新鮮な息吹を感じつつ稽古を終了しました。