広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での二人稽古

昨日に続き広島での稽古会を行いました。仕事で昨日参加出来ませんでした藤中君との二人稽古となりました。鏡をあいての素振りの様子からして日々一人稽古に良く取組んでいる様子が伺われます。基本稽古(打込み)に入りましても現段階では申し分のない状態です。ただ黙々と数を懸けるのみです。


少々刀に慣れ親しんだ後、三学を数回遣い合いました。毎回何らかの良き手応えを感じる事が出来ます。特に二の切りは現段階では身体の遣い方が一人図抜けています。このまま高めていってもらいものです。少しずつ難しさも感じてきているようですが良き傾向です。着実に自得の道を歩んでいます。


前回から取組んでおります八勢を今回は6本目まで代授しました。勿論本来の遣い方に至る前のまずはゆったりとした遣い方では有りますが汗の出方の違いは感じている様です。これからの時期良きメタボ対策になる事請け合いです。


あまり消化不良に成らないように、しかし、充実した二時間の稽古を終了し、本日のもう一つの目的であります淡竹を求めて岩国まで案内してもらいました。


藤中君の奥さんのご好意により竹薮を紹介していただき稽古に遣えそうな太さを選びましてまずは6本ほど切って参りました。秋まで日陰で乾燥させ仕上げてみたいと思っております。その後は寒に入りましてまた来年の為に切りに参りたい考えております。何にしても淡竹がなかなか手に入らずに困っておりましたが有難い事です。