広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

2009年初稽古

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新年の初稽古会を行いました。広島柳生会の初稽古は村山さんとの剣道形にて始まりました。夕方からの稽古会でありましたので一段と冷え込んだ中での稽古となりました。本日から今期一番の寒気が入り込んでくる予報が出ておりましたが、正しくその予報を感じる事が出きる冷え込みでありました。


日本剣道形の太刀七本、小太刀三本の十本を打太刀、仕太刀双方をその呼吸に気を込めただ一息に打ち切りました。二十本を打ち終える頃にはまったくその寒さを感じなくなっておりました。復帰後の村山さんの回復振りは目を見張るものが有ります。これならば何時地稽古を再開しても何の問題も有りませんでしょう。そうこうしている内に藤中君が駆けつけて参りましたので、引き続き新陰流の稽古に入りました。


まずは初稽古ですので抜刀を居合、立合ともに気を込め抜いて貰いました。昨年来の課題を二三確認し再度抜いて貰いしっかり自覚して貰いました。その後兵法に入り三学、八勢、中段、下段を一気に遣い切りました。かなり息を切らしておりましたが何とかついてきました。昨年の稽古が確り生きておりました。二三の手直しを施しましたが、確実に上達しております。今年も弛まず精進致しましょう。


明日は雪の中での稽古会と成りますでしょう。新年に咲いた我家の陸奥桜の如く寒さに負ける事無くこの寒さを良き稽古で乗り切り、春には広島柳生会の見事な花を咲かせましょう。