広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

五月合宿後広島での最初の稽古会

合宿後広島での最初の稽古会を行いました。合宿では博多、新潟から出稽古に出向いた来た者達もそれぞれ地元に戻り、今回の稽古で感じた事、新に気が付いた事等に思いをはせそれぞれの一人稽古に取組んでいるようであります。広島の会員にも良き刺激に成った様で夫々の思いを携え稽古に出向いて参りました。


今回の広島は殆ど真夏日と言ってよい天候で天気に刺激されたのか道場内も思わぬ熱い沸騰した状態となってしまいました。基本稽古の時に見せた大戯けの所業についに怒りを爆発させる仕儀となってしまいました。一度優しく注意しておいた事がかえってあだとなってしまったのか大馬鹿者が分を弁えずチャンバラの如き戯事を二度までも行い、叱責ではなく怒鳴りつける結果となってしまいました。神聖な武道の修行の場を汚す行いは断じて許しがたく、少しでも不満の気配を見せれば切って捨てるつもりでしたが、その恐縮した様子に刃を納めはしましたが、馬鹿も大概にしろと言う気持ちであります。かつて除名にした博多の外道どもの二の舞にならぬように重々性根を入替え道場内の立居振舞には真摯に対処願いたい。


連休の間に製作した初めての蟇肌竹刀(袋)を道場内で竹を入れ、結び完成した三崎君は自身の初めての手作り竹刀の感触を心から楽しむように遣いよさそうに操っておりました。ますます竹刀作りにはまって仕舞いそうな様子でありました。今後は会員の竹刀を三崎君に任せる日が近いかもしれません。