広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

二月最初の日曜稽古会

イメージ 1
2月8日、昨日に引き続き日曜稽古会を行いました。この日は各人が其々に所用を済ませて馳せ参じて参りました。最初に出向いて参った永原君は、ここ一カ月近く休日出勤が続いており、久々の稽古と成りました。その為に少し早目に稽古を切り上げさせる事としました。次の者が出向いて来る三時を目途に基本稽古から兵法、抜刀と遣い合いました。打込みでは妙に力みが感じられ、案の定久々に竹刀を壊しておりました。延岡の阿呆では有るまいし、直弟子としては失格で有ります。彼との稽古が終わる頃、之も又愚か者がノコノコと高田から駆けつけて参りました。人の助言の真意を理解せずに、自身の思いの儘に状況を顧みずに行動し、現地に出向いてやっと理解した・・・未熟としか言いようが有りません。将来恐るべしと古来から云われている若者に対する思いはこの者達には無縁かも知れません。情けない・・・。
暫し次なる稽古を展開していると廣川君が、最近の定番で有りますお頭の被り物を自慢げに出向いて参りました。今回は時間も時間ですので、平服での稽古となりました。三学は無論外せませんが、宮島に向けての小転を熱心に取組んでおりました。燕飛の雰囲気よろしく、十文字勝を遣い合いましたが、発声が(えぃー)では無いと引っかかっておりました。本日の弟子達は・・・何奴も此奴も・・・。何たることか!
虚しき響く(後世恐るべし・・・)で有りました。