広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

三月最後の稽古会

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平成27年3月28日、三月最後の稽古会を行いました。桜の開花は迎えても、花見には少し早いこの日で有りました。当会の花見は四月最初の土日あたりと成りましょうか。小林君の今シーズン初戦の応援が、当会の花見と重なりそうで有ります。
明日の日曜日は、休日出勤となった永原君が、渋滞に巻き込まれながらも勇躍乗り込んで参りました。本日の二部稽古の一部の始まりで有ります。
30分弱の一人遣いを行って貰い、引き続き直伝稽古に入りました。先ずは打込みを確りと遣い合いました。左右の順逆の太刀筋の確認の為に最後の10分は木刀による打込みを行わせました。良い時とそうで無い時の感触の違いが、良く判った様で有りました。
その後、三学、九箇、下から、小転を遣い合いました。前回の廣川君の遣いっぷりにどの様に触発されたかと思っておりましたが、まだまだ自身の太刀筋のイメージが出来ていない様で有りました。先ずは確りと踏込みに気を込める事を求めました。後は連動に身を任せるのみであります。小転は可也自分の物にしつつ有ると感じました。
その後抜刀を抜き合い、一部を終了としました。
二部は無論、廣川君が出向いて参りました。前回の再現を目指して・・・打込みを所望かと思いきや、すぐさま三学を求めて参りました。今一度、あの感触をと・・・当然ながら、そうは剣の神様は甘くは有りません。それでも感触のイメージは新鮮に残っておりますので、一本打った後に盛んに自身と竹刀を持って会話しておりました。宮島に向けての小転では、隻手の太刀の連動に可也の手応えが出て参りました。関戸君が目を瞠っていた光景が、思い浮かびました。今回は其処に今一つの直伝を施し、今一つの上を求めました。目から鱗とニンマリしておりました。
次回は四月と成りますが、その前に小林君のスーパーGTの初戦を皆で確りと応援して参ります。