広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

5月第三日曜日稽古会

平成29年5月21日、五月第三週の日曜日稽古会を行いました。柳井から関戸君が出向いて参りました。久しぶりの勤務の休みを得た齋藤君と共に挨拶もそこそこに、廣川君の前で早速に一人遣いのに精を出しておりました。日々の一人遣いの精進により毎回着実に上達の気配を感じる事に頼もしさを抱きながらも又人を相手にする難しさ困難に直面してい様子も見て取れました。
座礼の時に感じる好美君の気配を皆で共有しながら少し長めの基本打込みを行いました。何処までも正しさ大きさを求めての打込みでありました。
ただ自身のペースで眼前人無き如くに打込む齋藤君には沈肩に成るような指使いを求め又軸がねじ曲がらぬような身体の遣い方を求めました。
関戸君には・・・人を相手にする難しさを今暫くとことん味わって貰います。機会を捉えられずに諦めた様な打ちを繰り出す様子にも今暫く黙って付き合う事と致します。
本伝の太刀を遣い合い、次なる一手も伝授いたしました。
残りの時間は無論真剣を抜き合いました。居合を少し多めに遣い合い、立合で締めの一本と致しました。
宮島演武まで二週間となりました。用意はぼ調いましたが、抜かりの無いように今少し点検をし、稽古に精を出します。31日には野原君が大阪より出向い参ります。