広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

8月盆休み明け稽古会

イメージ 1平成29年8月16日、お盆休み稽古会。ここ数か月、特殊な勤務体制の為に稽古参加が出来なかった齋藤君の要望により、急遽お盆明けの16日に大竹で稽古会を行う事としました。お盆休みの間の要請で有りましたので、数日前までに行う申込及び料金の支払いは、当日行う事で受付には了解を得ておりました。
その手続きが有りましたので少し早い時間に道場に到着しました。駐車場には、見慣れた齋藤君の車が停まっておりました。可也早い時間に到着した事が伺われました。師を待たせてはいかんと言う彼の配慮を感じ、少し感心しました。ところが・・・入り口で直立で出迎えた彼の服装を見た途端・・・怒りが爆発しました。あれ程平生、稽古に出向く服装がラフに成らぬように一喝して有りましたのに、その日の彼の服装は、ダメージジーンズによれよれのシャツ・・・本日の道場立入、無論稽古参加は許しませんでした。
過日、野原君が大阪から出向いて来た折に稽古参加を許した事がありました。その時にも先輩がネクタイを着用しスーツで稽古に出向く姿を手本とせよと叱った事が有りました。その時も彼の服装は、海水浴にでも出かける様なだらけた服装で有りました。服装の乱れは心の乱れです。その時に乱れた服装で稽古に出向く事は、成らぬと彼には申しつけております。如何もその後一度だけスーツで稽古参加した折にラフな服装で稽古に参加していた先輩の姿を見て勝手に自分も真似してよいと判断したと言う事でありましょう。
この若者否馬鹿者は、物事を自身の都合の良い方向に勝手に解釈する性癖があります。その場その場で反省の言葉を空虚に発し、物事の根幹から外れた事を平気で行い、時によっては平気で虚言を発する事が度々ありました。二度目は無いと申しつけておりましたので、今回の不作法は許し難しと判断しました。